ざっくり感想・まとめ
- テンポ良く展開して飽きない
- 絵が、特に光りの描写が綺麗
- これってRADWIMPSのPV?
はじめに
2016年1番のヒットとなっている新海誠監督作品「君の名は。」。
今更ですが、感想を書いてみます。
見たのは、9月半ばに見たのですが、あまりにもヒットしすぎて、感想が書きづらくなってしまったので、書いていませんでした。
そろそろ落ち着いてきたかなあ、と思うので、書いてみようと思います。
以下、ネタバレを含みます。
感想
全体的には
テンポ良く話は展開していき、心地よかったのですが、過去未来現在と時間軸の切り替え、瀧・三葉の人間の切り替えも多く、つかみきるのに少しかかりました。
ハッピーエンドで、本当に良かったなあと思いますが、描き切れていないだろう場面がいくつかあり、少し心残りの部分もあります。
みどころ
音楽
前前前世が、映画の初めの方に流れるのが、「おお、これから始まっていく、どんな物語だろう」なんてかき立てる、爽快なスピード感で良かったです。
映像の綺麗さ
光の差し込む描写や、街の描き方、すごく綺麗です。
森(山)のシーンの緑から差し込む光なんか、本当に綺麗でした。
セカイ系
エヴァから始まる「セカイ系」と呼ばれるジャンルを触れないわけには行けません。
主人公とヒロインの狭い関係が、世界の危機に関係している、そんなジャンルです。
SF要素が多いので、理屈で理解しようとせず、感覚で観るのが良いですね。私はもう途中で考えるのをやめました。
ストーリー
どこかの著名な人が、批判をして炎上してましたね。怖い怖い。
恋愛もので、ハッピーエンドで、ああ、良かったなあ、と思います。
ぼんやりとしか覚えていないのですが、三葉のおばあちゃんが「夢は忘れちゃう」みたいな発言があって、瀧と三葉がともに、お互いの名前を思い出せない理由付けになっていると思うのですが、まさかの「夢オチ?」と構えたのは私だけではないはず。
突っ込みたいところ
三葉のお父さん(村長)が村の人を避難させるのに手伝ったはずなのですが、その部分の描写がない。これは残念だなーと。
三葉があそこまで頼んでも拒否したのにもかかわらず、どういう心境の変化がお父さんにあったのかが観たかった。
クライマックスのシーンの「スパークル」はとても良かった。壮大な感じがストリングスとマッチして、盛り上がりを助けてくれてたと思います。
最後に
邦画の歴代の興行収入をどんどん抜いていくこの映画。歴史には名を残すわけですので、観ていない人は、観てみるのも良いかと思います。
気に入るか、気に入らないかは、あると思いますが。
千と千尋は抜かないでくださいね。もののけ姫は抜かれちゃいそうですね。(2016/11/15現在)
映画情報
タイトル | 君の名は。 |
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ジャンル | セカイ系/恋愛 |
上映時間 | 107分 |
公開日 | 2016/8/26 |
DVD/Blu-ray | — |
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