シン・ゴジラを見てきた。感想、考察。【ネタバレあり】

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ざっくり感想・まとめ

  • テンポ良く展開して飽きない
  • ゴジラ強い!
  • ラストシーン、これは続きがあるのか?

はじめに

ゴジラシリーズはこれで第29作目らしいですね。
私が初めて劇場でゴジラシリーズを見たのは、ゴジラvsモスラでした。
確か小学校の時、父親につれられて、弟と三人で見たような記憶があります。

それからハリウッド版などが公開されていましたが、見ていません。
正直、怪獣もの、特撮ものに、あんまり興味が無くなってしまったんですね。

そんな私が見に行こうと思ったのは、エヴァQと同時上映された、「巨神兵東京に現わる」を劇場版で見たとき、
「ああ、ジブリの巨神兵!」
「庵野さんはこれがしたかったんですね!」
「おお、すごいなあ、この圧倒的、力!」
なんて感想を持ったので、庵野さんが監督をした「シン・ゴジラ」に俄然興味がわいてきたのです。

以下、ネタバレを含みます。

感想

全体的には

テンポ良く話は展開していき、見ていて飽きなかったです。
また、ゴジラがとてもリアルで、災害の様子もとてもリアルで、もちろんゴジラは実際には存在しないでしょうが、そのメッセージである「原爆」「原発」「地震などの自然災害」をとてもリアルに感じました。

エレベーターの中のシーンで、カメラアングルが上から見下ろすようなカットは、「っぽい」なあ、と感じ少し懐かしさもありました。

みどころ

音楽

もろにエヴァの音楽が流れます。もう、エヴァの実写版に見えてきました。(笑)

ただ、オリジナルのゴジラの音楽使われているところでは、もう、じーんときてしまいました。ちゃんとリスペクトというか、考慮されているなあ、と。
第1作目のオリジナル版は見たことないんですけどね。

会議のシーン

現象が現れて、日本政府がどのように対応していくか、がシミュレーションされているみたいで、おもしろかったです。
こんな風に会議が開催されて、事前に決定事項ありきの形だけの会議が進んでいって、のような。
「予定調和」という言葉がぴったりです。

よくも悪くも日本らしいなあ、と。

自衛隊と米軍の戦力

自衛隊がゴジラを攻撃するのですが、全く効きません!
そんなに皮膚堅いんですか?

なのに、その後に来た米軍の攻撃はじわりと効いています。

実際の自衛隊と米軍の火力の差は、こんなにあるんですか?もうがっかりするほどだったんですけど。
デフォルメされてないんでしょうかね。

ゴジラを凍結する作戦

ヤシマ作戦そのものでした。

難しい単語がいっぱい出てきて、仕組みはよくわかりませんでしたが、とにかく、ゴジラを凍結させるために日本全体で団結します。

ただ、ヤシマ作戦ほどの絶望感からの達成感、みたいな振れ幅は感じられませんでした。
残念。

ゴジラに経口投入で血液凝固剤を投入するのはまあ、よしとして、都合良くゴジラがあの方向に倒れますか?
ポンプ車?のポンプ?を口に入れて、
「え?もう入れてるの?」
と感じるほど動きがなく。
「○○%投入完了しました」の実況のみで進行を伝える。
盛り上がりに欠けて多様な気がしました。

本当に、このシーン「だけ」が、私は物足りなかったです。

考察

牧教授はどこに行ったのか

牧教授はゴジラの犠牲になったのか、どうなのか、ですが、「ゴジラと一体化」したんじゃないですか?サルベージされた。

あ、これだと、もう、まんまエヴァですね。

ラストシーンのしっぽについて

ラストシーンに映るしっぽには、人のような形をした骨というか、骨格が見えます。
相方は、「人に見える」と言っていましたが私は、ゴジラの小さいやつかなあ、なんて思ってました。
あ、そういう風にも見えるな、と。

ネットを見てみると、ゴジラの子供?じゃないかって意見と、
ゴジラの犠牲になった人たちでは、
という意見が多く見られましたが、実際はどうなんでしょうねえ。。。

映画情報

タイトルシン・ゴジラ
ジャンルSF/パニック
上映時間118分
公開日2016/7/29
DVD/Blu-ray

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