ソニーのフルサイズミラーレス一眼「α7Ⅱ(ILCE-7M2K以下、α7II)」を購入しました。今までNEX-6を使用していましたので、その比較とか感想とかをまとめていきます。
以前の記事で、NEX-6の後継である「α6000」の後継が出たら購入したい、と書いていましたが、フルサイズへ移行しました。
フルサイズへ移行した理由
Eマウント内での話です。
- α6300は高すぎる
- ほぼ同じ値段でフルサイズ「α7」が買える
- 電子水準器はほしい
- Aマウントレンズを使用したいので、ボディ内に手ぶれ補正がほしい
- α6000のプラスティッキーな質感が嫌だ
- フルサイズへの憧れ
- 4Kはいらない
以上が理由です。
これらが当てはまらない人は、APS-Cのフラッグシップ「α6300」、もしくはエントリー「α6000」でも良いかと思います。
主な使用機材
α7II
- SEL1635Z Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS
- SEL55F18Z Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
NEX-6
- SEL1670Z Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS
- SEL35F18 E 35mm F1.8 OSS
- SEL50F18 E 50mm F1.8 OSS
初めて持ってみたの感想
でかっ!
NEX-6がいかにコンパクトだったのかを思い知らされます。
比べて見るとさあ大変、大きさと重さが、「買って良かったのか?」と頭をよぎらせます。
私が住んでいる愛媛県松山市は田舎のため、何店舗か回ってみた電気屋さんには「α7II」の実機を置いているところがなく、α7を持ってみたりしていたのですが、やっぱり手ぶれ補正が入った分大きくなっていますね。
NEX-6と比べてしまうと、一回りとは言わず、3周りぐらい大きくなっています。
が、センサーがAPS-Cからフルサイズにサイズアップしていますし、手ぶれ補正もボディに内蔵されていますし、納得できる範囲です。
NEX-6とα7IIとの比較
外観
大きさ、重さは先ほど述べたとおり、大きく重くなっています。
なんと、およそ倍の重さ。
本体のみの重さ比較
NEX-6 | 287g |
---|---|
α7II | 556g |
レンズ込みだとされに差は開きます。
本体のみの重さ比較
NEX-6 + SEL1670Z | 287g + 308g = 595g |
---|---|
α7II + SEL1635Z | 556g + 518g = 1074g |
みなさん、購入前はしっかりと自分の使い方とか財布事情とじっくり考えてください。
本体買ったのにレンズが買えない、重くて持って外出するのが嫌だ、なんてなったら本末転倒です。
その他に変ったところは、
- 露出ボタンが独立したコントローラーに
- カスタムボタンが4つに
- コントロールホイールが3つに
- グリップが大きく握りやすく
- ファインダの位置がレンズの真上、中央に
- よりカメラらしく
とくに、カスタムボタンが増えたのはとても良いです。
またコントロールホイールが増えたのもとても良いです。露出は独立したホイールがありますが、ISOやシャッタースピード、絞り値を瞬時に切り替えられて、便利すぎる。
ソフト
Menu内がタブとアイコンに分かれているので、目的の設定なので移動しやすくなっています。
移動や設定切り替えも少しだけサクサクしています。
が、スマホのサクサクになれていると、ゆるっとした感じは否めません。
スマホと比べるのは酷ですね。
総評
私が撮るのは、旅行先でのスナップと風景が主です。
子供が出来たら運動会や発表会なんてことも有るんでしょうけどねえ。
で、2週間ほど使ってみた、そんな私の総評です。
フルサイズの恩恵は、やはり大きいです。
高感度耐性、背景のぼけ具合、本当にすばらしい。
手ぶれ補正も、がちっと効いている感じです。
大きさ、重さが最初マイナスイメージでしたが、慣れてしまえば全然問題無い。
ネックは、レンズの価格のみ。
今のフルサイズ対応Eマウントレンズは、高いブランドレンズがほとんどで、無印の手頃なレンズがあまりない状況です。
ですので、私も広角ズームと標準単焦点の2本しか購入していません。
マウントアダプター「LA-EA3」を購入すると、AマウントのSAM・SSMレンズだと位相差AFが使えるみたいなんで、望遠ズームはそっちを買おうかなあ、なんて思っています。
作例というか、α7IIで撮影した画像は、今後の旅行記とかで出していこうと思います。
コメント