ざっくり感想・まとめ
- よくまとめたなあ。
- 俳優陣の演技うまい!子役はもうちょっとかな。。。
- ラストは原作と異なる
はじめに
僕だけがいない街。
原作を読んだ上で、アニメを視聴しています。
その状態で、実写映画版を見に行きました。
サスペンスものですので、本もアニメも見ずに、映画を見たいと考えている方もいらっしゃると思うので、ネタバレは極力少なめに行きます。
感想
全体的には
映画のラスト30分程度以外は、ほぼ、原作通りに進んでいきます。
その中で、藤原竜也さん、有村架純さん、さすがです。
原作のイメージを壊すことなく、また、原作を知らなくても自然と受け入れられるような演技でした。
ただ、子役はちょっとというか。
けんやと言う、弁護士になる子供がいるんですが、なんか、ただの元気な子供になっていたのが残念でした。
鋭い観察眼が彼の良いところだと思ってたのに。
加代役の鈴木梨央さんは、ダントツで演技がうまかった。本当に自然で、加代そのものに見えました。
みどころ
衝撃のラスト
途中から原作とは違う流れになります。
ほう、そう来たか!と思いましたが、私としては、残念でした。
ただ、全体としては、よくまとまっていて、おもしろいと思います。
ネタバレ有り感想
ここからは「ネタバレ」が含まれます。
ネタバレしたくない方は、別のページへ移動してください。
良いですか?
先生との絆
原作と同じで犯人は先生だったわけですが、先生と主人公「悟」との絆がもう少し描かれると良かったかなあ、と思います。
それがあってこその、真犯人にたどり着いたときの悟の感情の乱れだと思うので。
真犯人を知ってからの悟について
真犯人が分かった後、悟がリバイバルから戻ってくるわけですが、原作ではリバイバルの時間がそのまま流れて「僕だけがいない街」が出来ます。
映画版では違う意味で「僕だけがいない街」となっています。ここは残念でした。
ただ、リバイバルから戻り、真犯人が分かった状態での悟の行動は、良かったです。物語がうまくつながったなあ、と感心しました。
ラストシーンについて
なぜにバッドエンドなんですか!と問いたい。
雰囲気はよかったねえ、みたいな感じで終わってましたが、違う終わり方もあったんじゃないかなあ、と思います。
映画情報
タイトル | 僕だけがいない街 |
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ジャンル | サスペンス |
上映時間 | 120分 |
公開日 | 2016/3/19 |
DVD/Blu-ray | — |
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