現在30代の私がおすすめする「週刊少年ジャンプ漫画」(2015年版)

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はじめに

週刊少年ジャンプ(以下、ジャンプ)と出会ったのが、小学校高学年の時。
その後、実家では毎週家計から週刊少年ジャンプが購入されると言う環境で育った私が選ぶ、週刊少年ジャンプに掲載された漫画、を紹介します。
実家を離れた現在も、実家に帰る度にたまったジャンプを読んでいます。

思い出による補正とか、もちろん、独断と偏見が多分に含まれていますので、懐かしー、とか、私には合わないわ、とか、あると思います。

それでは行ってみましょうー。かなり長文です。じっくり読んでください。

王道編

まずは王道から行きます。

ドラゴンボール(ドラゴンボールZ含む)

主人公である孫悟空が「ドラゴンボール」を集める旅の中で、強敵と出会い成長し、強くなっていくストーリー。
序盤は意外とギャグ要素が多く、そちらも楽しめます。孫悟空の天然さは、いつまで経っても治らないですね。
愛・勇気・勝利、と少年漫画の王道を行く漫画です。

見応えのあるアクションももちろん、主要メンバーが殺されてしまい、えーっとビビってしまう、そんな連載当時の思い出があります。
フリーザ、セル、ブウ、強敵が出る度に、「この世は終わった。どうやって倒すんだ…」と幼心に絶望すら感じていました。が、最後はなんだかんだ勝利します。「やっと勝てた」なんて思ってました。

スラムダンク

ケンカが強くケンカっ早い主人公が、好きな女の子の気を引くためにやったことの無いバスケットボールを始める、そんなストーリーです。
私はこの漫画に影響されて、小学生の頃バスケットにはまってました。

熱い男の友情があったり、先生の暖かい言葉があったり、青春がいっぱい詰まっています。
とにかく花道はむちゃくちゃです。ただ、バスケットに向ける思いは、日に日に強くなり、うまくなりたいと願い努力し、キラリと光る結果を残します。

脇役もちゃんとドラマがあって、「バスケがしたいです」のシーンではもう涙無しでは見られません!
控え選手になった木暮君がテーブルに向かってパス練習。そんな日の目をなかなか見ることの無かった木暮君が大事なところでシュートを決める。ここも涙がこぼれます。
何度も何度も読み返している漫画です。

HUNTER×HUNTER

わけ有って父親と離れて暮らす主人公「ゴン」が、父親の陰を求めてハンターと呼ばれる職業を目指すところから物語は始まったような、、、すいません、良く覚えていません><
「念」と呼ばれる力によって、様々な特殊能力が、キャラクターによって作られています。

戦闘シーンももちろんですが、圧倒的にストーリーがおもしろい。どういう風に物語を締めるのだろう、とワクワクしながら読んでいます。
残念ながら、連載は休載中ですが、いつの日か、きちんと完結させてほしいですね。

王道に分類してますけれども、この漫画では主人公が負けることが何度もあります。敵か味方か分からなくなる、と言うより、そんな単純な区切りでは無くなるキャラクターがいるのも、この漫画の魅力だと思います。

ONE PIECE

悪魔の実を食べると、カナヅチになる代わりに特殊な能力が手に入る。主人公はそんな悪魔の実である「ゴムゴムの実」をたべてしまいます。
って、この漫画は語らずとも、ですかね?

毎回楽しみにしている漫画ではあるのですが、ルフィがアホになりすぎてませんか?「マリンフォード頂上戦争」はとてもおもしろく読みました。ですがその後ルフィが仲間と合流した際、似ても似つかない人を仲間だと思い連れて歩くシーンがあります。
ルフィの仲間に対する思いというか、そんなもんじゃあ無いでしょう、と思うんですが。

まだまだ物語の伏線はいっぱいちりばめられていますので、まだまだ続くのだろうとは思います。ちゃんと伏線を回収してくれるのだろうかと不安にすらなります。
まあ、それだけ期待しているしのめり込んでいるって言うことなんですけどね。

辛辣なことを書いたかも知れませんが、好きなシーンももちろんあります。
サンジが長年世話になった人、命の恩人と別れる、あの男気溢れる別れのシーンは、もう、何度読んでも胸が熱くなります。
また、ルフィ一段が手の甲に「×印」をつけ、拳を突き上げるシーン、これも何度読んでも胸が熱くなります。

ちょっと大人編

ちょっと大人になってはまった漫画たちです。

デスノート

そのノートに書かれた人間は、死ぬ。
そのノートに触れたものは死神が見える。
そんなルールの下、主人公であるライトは、その中を良くするため、悪を殺していく。そしてこの世の「神」になろうとする。
不可解な犯罪者の死に異変を感じ、これを大量殺人だと気づいたL(エル)は、ライトに迫っていく。
という、サスペンス漫画です。

これほど続きが気になった漫画は、デスノートに出会うまでありませんでしたし、今もありません。それほどはまりました。
連載中は少ない頭で自分なりに推理したり、予想したりするのがとてもおもしろかったです。

リアルな絵も世界に引き込まれていきます。

封神演義

先に断ります、私は歴史の授業が嫌いでしたし成績の良くありませんでしたし、あまり興味はありませんでした。

太公望と呼ばれる中国王朝時代に実在したと思われる人物をモチーフに、描かれています。または「封神演義」の小説をモチーフに描かれています、が、異なる部分も多いようです。
何も考えていないようなゆるーい太公望ですが、とても優れた戦術を繰り出します。

クライマックスのどんでん返しは、おお、そうきたか、いきなりスケールででかくなったな、なんて思った記憶があります。
話は難しいように思いますが、織り交ぜられる逆や画風により、取っつきやすくなっていると思います。
歴史好きな人は、はまるんでは無いでしょうか。私は歴史が好きでは無いですが、おもしろかったです。

ろくでなしBLUES

ドラマ化・映画化されたルーキーズと同じ作者です。
ジャンプを代表する不良漫画でしょう。主人公の大尊(たいそん)はとてもケンカが強いんですけど、曲がったことは嫌い、でも売られたケンカは買っちゃいます、って感じです。

当時確か小学生ぐらいだった私は、「高校生みんな、こんな感じなんだろうな、怖いなー、大人だなー」なんて思ってました。
少し大きくなって読み返したとき、熱い男の友情があったり、ボクシングに向き合う主人公の姿勢は、熱くなったのを覚えています。

連載当時、作中に出てくるキャラが2等親で描かれる「ろくでなしぶるーちゅ」という読み切りみたいなものがありました。
コミカル一直線で可愛くおもしろかったのを覚えています。

ギャグ・コメディ編

くすっと笑える、そんな漫画たちです。

こちら葛飾区亀有公園前派出所

主人公の「両さん」は警察官で有りながら、制服姿でパチンコするし、住居侵入するし、お金を稼ぐのがうまいし、かと思えば、人情も厚く、ホビー知識が豊富で、とても魅力的な主人公です。
だいたい1話読み切りですので、すっきり、すんなり読めます。

その時代毎のトレンドも漫画によく登場し、120巻以上ある漫画を読むと、時代風景も見えてくるかと思います。
パターンとしては、両さんが何かを思いつき、行動し、失敗してオチ、というのが多い気がします。

ピューと吹く!ジャガー

タテ笛に強くこだわりのあるジャガーさんと、ギター大好きなピヨ彦(本名を忘れました)との掛け合いです。
とにかく、ジャガーさんが突拍子も無いことをやったり言ったり、それに巻き込まれるピヨ彦たちです。
まあとにかくキャラが濃い。
1話が短く、読み易いです。
この漫画に初めて手を出す上で注意したいのは「意味を考えるな、感じろ」です。

好き嫌いが極端に分かれそうですが、私はこの「くだらなさ」が好きです。

要潤さんで、実写化されています。
映画館に見に行ったのですが、かなりシュールな仕上がりでした。ちゃんと笑えましたよ。ただ、原作を読んでいないと「?」だと思います。

SKET DANCE

学園生活の中で困ったことを助ける、「スケット団」。
基本的にはギャグ満載で、笑えます。主人公のキョドった顔、好きです。

たまにあるシリアス編では、考えさせられることも多く、高校生の心理描写が良く出来ていると思います。
主要メンバーの思いがけぬ重い過去、その過去と向き合う過程、支える仲間、良いです。

連載中も中だるみすること無く、学園ものに良くある年をループすること無く、しっかり漫画の中で時間が流れていきます。
最近連載終了した漫画で、すごく寂しい思いを感じた漫画のひとつです。

花さか天使テンテンくん

才能をもたない不運な主人公「桜君」と天使テンテンとのストーリーです。
才能の種を飲ませ、じょうろで水を与えると、才能が開花します。
ただ、本当の才能で無いと、その効果が切れたときに、大変な副作用が出てしまう、と言ったストーリーです。

基本的には、1話読み切りのギャグですが、たまに長編ストーリーもありました。
感動するストーリーもたまにありました。
画もシンプルですし、内容も分かりやすいため、とても読みやすい漫画です。まさに子供向け、という感じでしょうか。

これを書くために調べたのですが、「感動セレクション」なるものが発売されているみたいです。
桜君の本当の才能も描かれてるそうです。

とっても!ラッキーマン

バクマンの原作者である方が書かれたであろう、連載漫画です。
あろうと、としているのは公式には発表されていないからです。ただ、バクマン。のコミックスに収録されているネームのその画はまさにラッキーマンそのままです。

運の良さのみで戦っていくヒーロー、ラッキーマンのお話です。
初期はギャグ満載でくすっと笑える漫画だったのですが、後期はバトル漫画に転換しました。
が、通してストーリーが良く出来ていたような記憶です。

正直、内容は良く覚えていないのですが、また読んでみたいな~、と漠然と思えると言うことは、きっとおもしろかったのです。

まじかる☆タルるートくん

連載当時はまだジャンプを購読していなかったのですが、アニメで見てました。
簡単に言うと、タルるートがドラえもん、本丸がのび太、です。(タルるートファンの方、起らないで><)
まじかる、とついているとおり、タルるートくんはありとあらゆる魔法道具で、本丸を助けます。

タルるート君が小さくて可愛くて、好きでした。
本丸はホントスケベなんです。アホなんです、タルるート君を悲しませるんです。

終盤はバトル漫画へ舵を切っちゃいましたが、ギャグ満載の初期は特におすすめです。おもしろいですよ~。
エッチな描写が苦手な方は、抵抗を感じるかも知れません。

ちなみに、作者は、最近テレビでコメンテーターとして見ることも多い「江川達也」さんです。

分類が難しいな…編

何に分類したら良いのか分からず、ここにまとめざるを得なかった漫画たちです。

ヒカルの碁

主人公の「ヒカル」が祖父の碁盤をみつけ、「藤原佐為」に取り憑かれることから始まるストーリー。
「神の一手」を目標にする佐為に影響され、主人公は徐々に囲碁の世界に浸かっていきます。
それまで囲碁など打ったことの無いヒカルですから、打つ作法はぎこちないのに一手は鋭い。そんなことから注目されてしまいます。

同じ年代のライバルたちが徐々に出てき、ストーリーは盛り上がっていきます。
この漫画を読んで、囲碁やってみたいなー、なんて思った時期もありました。実際はやってませんけどね。
囲碁の知識が無くても、楽しめます。囲碁を通じての主人公の成長に、応援したい気持ちがわき出ること、間違いなし!

賢い犬リリエンタール

言葉をしゃべる犬「リリエンタール」。
リリエンタールは人間の心に反応して姿形を変えます。
リリエンタールは賢いのに、とぼけたところがあって、とても可愛いです。

ほんわかするストーリーも有り、ギャグ要素の回も有り、シリアスなストーリーも有り。
画も綺麗でお気に入りだったのに、何故か打ち切りに…。

ちゃんと作者の描いていた終わり方で終わってほしかった漫画の一つです。

ダイの大冒険

ファミコンからwii・PS4まで続く名作「ドラゴンクエスト」を舞台とした漫画です。
ストーリーはオリジナルです。
世界観的にはⅠからⅢぐらいかなーと思います。
王道に分類しても良いストーリーなのですが、ゲームが元となっているため、こちらに記載しました。

ドラクエをプレイしたことのある人は必見です。主人公(勇者)の生い立ちや出会う人々の物語、よく出来ているとも思います。
確かアニメ化もされていたような気がします。
主人公の必殺技「アバンスラッシュ」は小学校の時、よく叫んでいた記憶があります(笑)

SOUL CATCHER(S)

主人公は人の心が視覚でとらえることが出来ます。
その特殊な能力を駆使し、吹奏楽部の心の闇を解消し、認められていくストーリーです。

人の心が見えてしまうがために、人間の嫌なところ、表面上と裏とは違うところを感じてしまう主人公のつらさを想像すると、それはもうとてつもないものだと思います。
設定が斬新で、主人公が苦悩しているところや少しずつ認められていくところ、ライバルとの応酬が良かったです。
音楽好きな人間ですから、数少ない吹奏楽が舞台の漫画と言うことで挙げさせてもらいました。
主人公は指揮者として、吹奏楽部を導いていくのですが、週刊少年ジャンプでの連載が終了してしまったのが残念です。

2015年06月時点で連載中編

ワールドトリガー

先に述べたリリエンタールと同じ作者の漫画です。
こちらはアニメ化もされており、長く続きそうで嬉しいです。
異世界から「ゲート」をくぐり、現実世界を侵攻する「ネイバー」と呼ばれる敵と、「トリガー」と呼ばれる能力を使い、主人公たちは戦います。

あまりパッとしない主人公「修(おさむ)」とブラックトリガーと呼ばれる強力なトリガーをもつ「遊真(ゆうま)」と知り合うところから物語は始まります。
ネイバーとの戦闘ももちろん、ネイバーに立ち向かう組織内でも、ランキング戦と呼ばれるものがあり、その戦闘も楽しめます。

暗殺教室

「殺センセー」というタコの様な教師を殺さなければ、半年後に地球は破滅する。
その教師を殺す役目を与えられたのが、駄目生徒が集まる3年E組。
その教師と生徒たちが、「教師と生徒」「ターゲットと暗殺者」の関係から、生徒たちが成長していく物語です。

初めてタイトルを見たとき、その奇抜さに驚きました。
駄目な生徒たちが徐々に生きがい、強みを手にしていく姿が良いです。
教師と生徒のたちの絆も、良く画が描かれています。

2015年6月現在、殺センセーが生まれた理由が明らかになりました。
その理由を生徒たちは聞き、今後どのように接していくのか、物語はクライマックスを迎えようとしているのではないでしょうか?

斉木楠雄のΨ難

主人公は超能力を持った高校生。ストーリーはギャグです。
超能力を持っているのを隠しながら目立たないように、面倒くさくならないように、生活しているのですが、いつも何かに巻き込まれ、こっそり超能力を使い事態を収める羽目になります。
きゃらの濃いクラスメート、後輩がたくさん出てきます。

私は主人公の家族のキャラが好きです。
両親はともにラブラブなのですが、まあ、主人公の父親に対する態度がひどい(笑)
父親の自業自得だったりするんですけどね。

なんと、実写映画化が発表されました!
どのエピソードを映画化するのか、気になります。今から楽しみにしておきます。

最後に

ざっと紹介しましたが、まだまだ紹介したい漫画があります。たぶん。
徐々に更新していきます。
30歳を超えて「少年」ジャンプを読み続けるのも、良いですよね?(笑)

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