思い出のマーニーの原画やアニメから飛び出たセットが、思い出のマーニーの世界を感じさせてくれました。
「思い出のマーニー」の映画鑑賞後の感想【ネタバレ無し】
杏奈とマーニーの友情物語、杏奈の成長ストーリーです。
宮崎監督から手が離れ、米林宏昌監督の作品です。前回のアリエッティの様なキャラクターはおらず、杏奈の心を中心に描かれています。
映画を見終わった後、「なるほど、この不思議な体験は、こういう錯覚からなのか」と妙に納得しました。また自分に置き換えてみても、特に幼少期はこういうことがあったように思えます。
種田陽平さんって誰?
名前はどこかで聞いたことがあるなあ、と言うぐらいの知識でした。
企画展の中で、ビデオ上映されていましたが、思い出のマーニーの美術監督をされたそうです。
もともとは実写映画の美術監督をされているそうで、今回アニメーションのそれを行うに当たって、大変苦労されたそうです。
そのお話も興味深かったです。
ビデオはそんなに長くないため、是非鑑賞してください。
「思い出のマーニー×種田陽平展」の感想
湿っ地屋敷のジオラマが向かえてくれました。
今回は限られた場所での写真撮影が許可されており、この場所も写真撮影可能です。
セットのこだわりもあって、アニメでは省略、または誇張されて表現されているものをそのままセットにしてしまうと違和感がある、とのことから、再度再設計して企画展用に作成されたそうです。
そのため、本当に自分が思い出のマーニーの世界に入り込んだような世界観があります。
マーニーがばあばのいじめに耐えていた部屋も、壁紙も、日記も、細かく再現されていています。
劇中、杏奈が絵を描くシーンがあります。このシーンで、杏奈が現在置かれている状況というかどういう性格の子なのかがよく分かります。
杏奈は絵が得意のようで、杏奈の思い出のシーンが、杏奈が描いただろう絵となって、たくさん展示されていました。
終わりに
企画展鑑賞後は、おきまりの様に、再度映画が見たくなりました。近々見るかも知れません。
松山では、シネマサンシャイン大街道で、土日のみではありますが、思い出のマーニーを上映しています。
半券持参で割り引きもありますので、未だ見ていない方、また見たくなった方、出かけてみてはいかがでしょうか?
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