屋久島の世界遺産「縄文杉」と通称「もののけ姫の森」の旅行記(2012年5月)

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一生のうちに行きたい場所、見たい場所、「屋久島の縄文杉」へ2012年5月、有給を取り行ってきました。

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縄文杉見学旅行のきっかけ

はっきりとは覚えていないのですが、何かのテレビで縄文杉を見てから漠然と「いつか行きたいな」と思っていました。その思いを友人に何気なく伝えると、「俺も行きたいと思っていた」との返答が有り、あっという間に計画を立てていました。

屋久島への行き方

飛行機での屋久島へ直行便

大阪(伊丹空港)、福岡空港から屋久島への直行便が出ています。私たちは福岡発の屋久島直行便で向かいました。今振り返ると、大阪経由の屋久島でも良かったような気がします。屋久島までの航路はJAC(日本エアコミューター、JALグループ)しかありませんので、JALのホームページからご予約ください。

鹿児島経由のフェリー・高速船

直行便以外の場合は、鹿児島まで移動する必要があります。

  • 鹿児島まで飛行機・新幹線で移動
  • (飛行機の場合)鹿児島空港よりリムジンバスで鹿児島中央駅へ
  • 鹿児島中央駅から港までバス
  • 港からフェリーか高速船

鹿児島まで飛行機・新幹線で移動

日本各地からいらっしゃるでしょうから、それぞれ調べてください。九州新幹線も開通し、鹿児島までアクセスしやすくなっていますので、ご自分の乗り慣れたもので来られるのも良いかと思います。

(飛行機の場合)鹿児島空港よりリムジンバスで鹿児島中央駅か高速船乗り場へ

高速船乗り場までのリムジンバスが空港から出ていますので、高速船を利用する場合で時間が合う場合は、こちらを利用するのが良いです。ただ、本数が少ないため、過去五島中央駅まででてからバスでフェリー乗り場まで向かう方が早くなる場合もあると思います。(時刻表参考:南国交通株式会社 鹿児島市内線

鹿児島中央駅から港までバス

鹿児島中央駅東口の東5・6番のりばから下記のバスに乗り、「鹿児島本港(高速船ターミナル)」下車です。運賃150円です。

港からフェリーか高速船

いくつか方法がありますので、まとめてみます。

高速船:鹿児島商船「トッピー」
時間 1時間45分~2時間55分
片道料金 8,800円
往復料金 16,100円
フェリー:折田汽船「フェリー屋久島2」
時間 4時間
片道料金 4,900円
往復料金 8,900円

屋久島の旅行記

愛媛松山から屋久島へ旅行したときの旅行記です。

1日目~目指せ福岡~

愛媛から福岡へ飛行機で行く方法がありますが、すこしでも安くするためにフェリーを使うことにしました。
松山観光港→小倉港→小倉駅→福岡空港
の旅程です。
フェリーでは2等寝台という、二段ベッドが一部屋2つ、計4人部屋を利用しました。畳一畳より少し大きいぐらいのスペースを確保されますので、寝るだけを考えると良いです。貴重品の管理は、ダイヤル式の金庫がそのスペースに一つずつ有るので、しっかり行いました。
他人と同じ部屋になるので、気になる方は1等で行かれることをおすすめしますが、値段が上がるので、それであれば、飛行機で福岡まで向かう方が良いです。
小倉港から小倉駅まではタクシーで1000円かからないです。
小倉駅から福岡空港までは、バスで1時間20分、1,230円です。

1日目~屋久島上陸~

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福岡空港で思わぬアクシデントに!
相棒が持参した酸素ボンベが手荷物預け入れの際にひっかかり、没収されてしまいました。体力に自信の無い我々は、縄文杉への道のりに不安を覚え酸素ボンベを持参していたのです。みなさん、酸素ボンベは空輸できませんよ!笑
曇り空の元、屋久島へ着いた時にはもう、テンションが上がりました。
屋久島内はバスもありますが、本数も少なく不便ですので、レンタカーを借りることとしました。相棒は免許は持っていますが車は持っていない、そう、ペーパードライバーだったため、ほとんど私一人が運転する羽目に。運転好きですから良いんですけどね。

お世話になる民宿のチェックイン時間が15時だったため、近くを散策することに。持ってきていた観光本をめくり、大川の滝へ向かいました。

大川の滝(おおこのたき)は、屋久島にある滝。日本の滝百選に選定されている。落差は88m。鹿児島県道78号線の近くにあり海岸からも比較的近い。堆積岩が熱変成してできたホルンフェルスの岩盤を流れ落ちる。滝の近くには日本名水百選に選定されている大川湧水がある。ウィキペディア

私たちは民宿「田舎家風民宿 鹿鳴庵」(ろくめいあん)に2泊3日でお世話になりました。(ホームページ

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民宿に着くなり、相棒が青ざめた顔でこう言いました。
「キャリーバッグの鍵が無い!」
二人で試行錯誤していたのですがいっこうに開く気配の無いキャリーバッグ。そんな私たちを見かねて、民宿のオーナーがバルとミノとハンマーを持ってきてくださいました。
格闘すること15分程度、ようやく鍵を壊すことに成功したのでした。
みなさん、大事なものはお互いでシェアし、お互いがお互いをバックアップするよう心がけましょう。

チェックインを済ませると、オーナーの奥さん(以下、奥さん)から耳寄りな情報が。
「明日登山されるんですか?」
「ハイ」と私たち。
「登山されるんだったら、朝食をお弁当に変えておきますね~」
「ありがとうございます!」と私たち。
「お昼ご飯のお弁当はご予約されてますか?」
「してないです」
「お弁当屋さんに予約すれば、朝の4時頃届けてもらえるから、しておきますか~?」
「お願いします!」
と、縄文杉を目指しての登山中に食べる弁当を予約しました。

この鹿鳴庵は、3部屋のみで、夕食も他の部屋の方と一緒に召し上がることが出来、自然と交流が出来ます。同じ日にチェックインされた方とは、翌日の縄文杉へ向かって登山をすると言う、同じスケジュールだと分かったのです。
見るところ60歳前後のご夫婦と娘さんが20代後半ぐらいのご家族でした。
その夕食は本当に美味しい!品数も多く、トビウオの唐揚げが絶品でした。翌日の登山のためあまりお酒を飲めませんでしたが、ゆっくり滞在するときはお酒と共にたしなむのも良いと思います。
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夕食を食べ団らんしているときにオーナーから、
「バスのチケット買った?」との質問が。
私たちは購入してなかったので、「買ってないです」と返答しました。
事前に購入しておいた方が、登山口へ向かうのにスムーズだよ、とのことですので、オーナーに連れられ近くのお店へ。(私たちは軽くお酒を飲んでいたため、オーナーが車を運転してくれました。)あたたかいおもてなしですよね。

2日目~縄文杉を目指しての登山 荒川登山口から縄文杉~

4:00 起床

登山口への道は、近年、交通量増加から封鎖されていることが多いようです。私たちが向かったときも直接登山口へは向かえず、「屋久杉自然館」からバスに乗ることになりました。(参考リンク:縄文杉登山と車両乗入れ規制
そのバスの時間が限られているため、私たちは、5:00発のバスへ乗ることを目標にしていたため、かなり早朝の起床でした。
5:00発のバスは人気なのか、満席で次の便になるひともいましたので、早めに出発したい方は、なるべく早めにバス乗り場へ到着することをおすすめします。私たちはそのバスを待ちながら、朝食用に付くっていただいた弁当を食べました。

6:00 出発

さあ、長い登山の始まりです。
友人と二人で行ったため、登山中はたわいの無い話をして登りました。私は体力に自信が無いため、少しでも体を慣らすため、2ヶ月前から週に3回程度ジョギングを行って臨みました。

トロッコ道

トロッコ道


こんな平坦な道は、途中までです。
残り3/4は、山道です。ただ、ご年配の方も登ってらっしゃいましたので、普段運動されている方なら、登られるでしょう。ただし、普段運動していない、体力に自信のない方は、覚悟しておいた方が良いです。片道約11km、5時間程度は歩き続けることになります。それも平坦な道では無く山道を。
荒川登山口から縄文杉への登山時の服装はこんな感じでした。

  • スポーツ用インナーウェア上下(伸縮する冷感タイプ)
  • 厚めの靴下
  • トレッキングシューズ
  • トレッキンググローブ
  • 半袖のTシャツ
  • 薄めのウィンドブレーカー

肌を露出している状態で歩くと、肌が切れたり、虫に噛まれたりしますので、夏でもなるべく肌は隠せるようにしてください。
装備はこんな感じでした。

  • ゴアテックス製のレインコート
  • ペットボトル500ml
  • 弁当
  • ウェットティッシュ
  • 消毒液
  • スティック

途中、トイレもありますから安心してください。ただし、混む場合は待つことが予想されますので、余裕を持った体調管理を行ってください。
水分補給する場所もいくつかあるため、ペットボトル500mlを1本準備しておき、それに補給していくという流れで良いです。エネルギーを補うため、スポーツドリンク、飴、チョコレート等を少し準備しておくと良いです。
私たちの時は運良く雨は降っていなかったため必要以上に体力を奪われることは無かったのですが、雨の場合は体力を奪われます。
道中、屋久杉の中に入れるところがあります。角度によってその空洞が「ハート」に見られるポイントがあります。前日、民宿のオーナーからポイントを聞いていたので、ばっちり写真に収めることが出来ました。男性二人で行ったんですけどね。
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10:45 縄文杉に到着

登山ガイドをつけると、ポイントで説明等を聞きますから、もう少し時間は掛かると思いますが、私たちは4時間半程度で到着しました。所々でガイドさんのお話をこっそり聞いたりもしました。ありがとう、ガイドさん。
このガイドさんたちのすごいのが、ガイドを頼んでいない登山者にも声をかけてくださります。ガイドをつけていない私たちにとってそれは心強いものでした。

いざ目の前に縄文杉をすると、本当に雄大な姿で、感動しました。
何千年も前からこの地に根を張り、時を過ごしたことに思いをはせると、自分の小ささ、悩んでいることが小さく感じ、自分自身すこし大きくなったような気がしました。
写真も撮ったのですが、縄文杉の写真はあえて載せません。
自分自身の足で歩き、自分自身の目で見てみてください。

3日目~もののけの森を目指して、白谷雲水峡~

あのもののけ姫のモデルとなったと言われる森へ向かうことにしました。このコースは往復で4時間ぐらいの短いコースですし、比較的ゆるやかな道です。ただ、岩を登ったり山道だったりするので、滑りにくい靴で臨んでください。
この日はあいにくの小雨でしたが、この白谷雲水峡は、雨が降っていた方が綺麗、とのオーナーの言葉を信じ、トレッキングを開始します。
どんどん進んでいくと、偶然にも、同じ民宿に泊まっている1組とばったり。ばっちり一緒に記念撮影をしました。
野生の鹿に興奮しつつ、進んでいくと、コースの終点に到着しました。そうです、もののけの森を見逃したのです。
戻る途中、左右を見ながら行くと、ありました、もののけの森。深い緑に雨がしたたり、本当に幻想的です。
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個人的には、景色と言う意味では縄文杉より白谷雲水峡の方がお気に入りです。

登山を終え車へ戻ると、私たちよりも早く帰路についた先ほどの1組の方から、車のバンパーにお手紙が!
一言のお礼と、連絡先が書いてありました。人との交流って、本当にすてきだと思います。
松山へ戻った後、写真のデータと少しのやりとりをしました。

3日目~視界が悪いと飛行機は着陸できません~

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離島への旅を考える際は、天候を調べスケジュールに余裕を持って計画しないといけないな、と強く思いました。
空港で案内板を見てびっくりです。私たちの乗る予定の前の便が、天候不良により欠航、となっているのです。理由を尋ねると、視界不良のため使用予定の機材が着陸できなかった、とのことでした。帰れなかった人たちもつらいですが、屋久島に来る予定だった方を思うと、本当に私たちは運がよかったなー、と思いました。
私たちの思いは通じず、私たちが乗る予定の機材が到着できず、もう1泊することになりました。

屋久島での旅まとめ

長々とエピソードを書きましたが、箇条書きにしてみます。

  • 縄文杉を見るなら体力作りを
  • 重ね着で体温調節出来る服装を
  • カッパ(レインコート)は通気性の良い、たとえばゴアテックのものを
  • 縄文杉登山コースは水飲み場、トイレ有り
  • 縄文杉は雄大です
  • もののけの森(白谷雲水峡)は小雨が良い
  • 飛行機が欠航することを考慮する
  • 突然のスケジュール変更に対応できる心をもつ
  • 亀の産卵を次はみる

皆さんも是非、時間と体力があればいってみてください。

屋久島のベストシーズンは?

屋久島のベストシーズンは?と気になる方はもいらっしゃると思います。
目的が縄文杉への登山の場合、ずばり、「GW明けの梅雨入り前」をおすすめします。

  • ゴールデンウィークは縄文杉の登山道は数珠つなぎで、余計に疲れる
  • 梅雨入りするとほぼ毎日雨
  • 夏は登山中、暑すぎる
  • 冬は雪が積もることも

以上の理由からです。
中でもGW中は本当に避けた方が良いそうです。(民宿のオーナー談)

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